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The Entrance To A Parallel World

​異なる世界への入り口

20年間住み慣れた場所を離れることになった。

 

中国と日本は地理的に違う、1 時間も離れていて、時間も違う。タイムスリップするような雰囲気を感じる。生まれた地域は小さな街で、美術館もカフェもないところである。しかし、近代都市である東京には、今まで見たことのないものがたくさんある。政治的なものでも、地理的なもの でも、物理的なものでも、文化的なものでも、違いは生まれると気がついた。

子どもの頃「ドラえもん」に出てくるひみつ道具の中で、子供たちの間で、一番人気のある道具は 「どこでもドア」である。どこでもドアは目的地を言う ことでその場所へワープすることができる。私は大人になり「「どこでもドア」は存在しないというこ とに気がついた。しかし、「ドラえもん」は私に「ドアは隣の部屋だけではなく、異なる世界へ行くこ とができる」というアイディアを教えてくれた。異なる世界への入り口はこの見えないドアと考える。

例えば、このドアは仕事終わった帰り途中にある街灯かもしれない。ドアの先を想像することで、未知 なる世界へ移動することができるになった。

この作品では見えないドアをモチーフにして撮影し、 その不確定なドアが異なる空間の境界線とし て、人と空間のお互いにの関係性に与える影響を意識した。

异世界的入口

是从2017年到2019年期间围绕人与空间之间的界限关系制作而成的小作品。

中国 日本两地地理环境不同、有一小时的时差,跟习惯的成长环境也有很大的差别。

 

我在看到很多事物都会感到一种断裂的错位感。不是宏大的有中国指向意味的事物,是一些小的,比如水坑、路灯、花草等等,我看到就感觉可以穿进去。

 

就觉得把它们视为另一个世界的入口转换为平面图像后,这些图像就真的可以变成不同复杂的空间之间的界限。

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